壊れても手放せない、22penの話
ZEROPODのブログで、僕が「必要ないモノばかり」作っていると書いたら、妻が「そんなことないよ。一日も手放せないって言ってくれてるお客様もいたじゃない」と教えてくれた。
たしかにそうだった。僕らが作っている手帳用ボールペンの22penのことを、とても丁寧にブログ書いてくれた方がいて、「気に入って使ってくださっているけれど、ホールド部分が壊れてしまった」という。
僕が「修理もお受けできますよ」とコメントしたところ、こんなお返事をいただいた。これはこれで自分だけの1本という感じがして気に入っているし、毎日持ち歩いて使っているので、修理の間、手元になくなると困っちゃう――。☛ブログ元はコチラ
うれしかった。
僕自身も、22penとA4memo Wallet、起きている間はもちろん、ベッドの中でまで毎日使っている。だから、なくなると困る気持ちはよくわかる。
新しいモノは、最初は笑われる
それでね。気が付いたんだけど、新しいモノが生まれるときって、最初は奇異の目で見られて笑われるし「そんなの必要ない!」って言われるんだよね。
ウォシュレットだってそうだ。日本で発売されたのは1980年。ちょっと前まで、海外の映画なんかでは、日本人の変な発明品としてめちゃくちゃ馬鹿にされていた。
ところが今や、「お尻に水をかけるなんて変態だ」と笑っていたアメリカ人たちが、「一度使ったら、もうこれなしの生活には戻れない!」と、こぞって自宅のトイレに取り付ける時代になった。アメリカのコストコでも、ウォシュレットが普通に売られている。
「必要ない」は、価値をまだ知らないだけ
新しいモノを「必要ない」と言う人は、それまでそういうモノがなかったから、その価値を知らないだけなんだ。
使う人が増えて、そのモノの意味がわかってくると、あるところから評価が変わっていく。そして、やがて必需品になっていく。
つまり、「必要ない」と言われているモノから、未来のスタンダードが生まれるのだ。
22penを、手帳用ペンのスタンダードに
僕が7年前から作っている手帳用のペン「22pen」も、少しずつ認知度が上がってきた。
手帳に挟んでも厚みが気にならない、あのペンだ。
だから、そのうち手帳用ペンのスタンダードになると思っている。
もちろん、運べるリビングZEROPODもね。