ZEROPOD物語①


何度かFBでも書いたが、自分でも忘れないうちにゼロポッドのヒストリーを書き留めておこうと思う。
ゼロポッドを作ろうを思いたったのが45歳の時。
その時は設計士らしく、設計と試作したらどこかのメーカーで製品化してもらおうと考えていた。
最初のゼロポッドは美しい木製フレームの木造ゼロポッドだった。
僕が美しい模型を作っているとき、たまたま事務所を訪れた知人Kが、模型に惚れ込み、自分も出資したいと言い出した。
そこでK氏30%、Kが連れてきたT税理士が4%、私が66%出資で別会社を作りスタートした。
ところが、事業がスタートして半年ほどたったころkによる会社乗っ取り事件が発生した。
Kの目論見通りに行けば、ゼロポッド事業はもちろん、設計事務所も事実上、Kの言いなりになるようなスキームで嵌めらていた。
長くなるので詳細は省くが、色々と大変なやりとりがあった。
しかし、僕の友人らの助けもあり、最終的にkとT税理士の持ち株を全て僕が買い取る形で事件は収拾。
そんなことをしているうちに、資金が底をつき、フレームまで完成したところで、計画は頓挫。(つづく)